編集者ぬ〜のこぼれ話。

美しい町、南伊勢町

港町には野良猫が多いと言われるが、私が取材で訪れた志摩市志摩町でも、港や海辺のあちこちで猫の姿を見ることができる。警戒心が強い鋭い目つきのもの(漁村野生型)や、魚をおねだりする人なつこいもの(観光適応型)など、野良猫の生き様も町の様相に合わせてさまざま(カッコ内のタイプは私が勝手に命名)。

猫好きの私は、野良猫と出会うと思わずカメラを取り出す。レンズをじっと見つめる猫から、カメラを向けた瞬間背を向けて走り出す猫まで、いろいろいた。それらの写真を集めて、『もの凄い! 伊勢志摩本』内に、「猫アルバム」ページを作ってしまおうと密かに画策していたのだが、全体のページ数の都合で泣く泣く断念。心残りなので、ここで一部を公開しようと思う。

一番のおすすめは、越賀の『海女小屋体験』施設に住み着いている野良の親子、ハッピーとトラ子(観光適応型)だ。おこぼれを求めて、人間の後ろをついていく姿がとてもかわいい。ほかにも、志摩町の漁港や海女小屋周辺を散策すれば、たくさんの猫たちに出会える。

ここ最近、ブログや動画サイト発の家猫ブームだが、野性の愛嬌を振りまき闊歩する野良猫にはまた違った魅力がある。猫好きの方は、ぜひ志摩町へ。

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「海女小屋体験」の看板娘、ハッピー(ブチ)とトラ子(トラ)は仲良し親子(志摩町越賀にて)。

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漁港へ向かう道にて。漁師たちから半端品をもらい受けに行くの?(志摩町和具にて) 漁が終わり、中から談笑の聞こえる海女小屋の周囲で、じっとおすそわけを待つ(志摩町片田にて)。  

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